ダニの怖さを体験してダニ対策・退治・駆除日々研究のブログ!
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南京虫に刺されると、アレルギー反応も加わり、激しいかゆみが生じ、刺された痕は1~2週間以上残ります。布団やベッドに潜み、そこで被害を受けることが多くあります。また壁や畳、コンセントの隙間などに隠れていることもあります。
トコジラミは別名「南京虫」(ナンキンムシ)とも呼ばれ、戦後の
日本で大流行をしました。その後、一時絶滅したといわれてい
ましたが、多くの人々が頻繁に「海外⇔日本」を行き来するよう
になった近年、再び日本でも急激に被害が拡大しています。
※なお、「シラミ」という名前がついていますが、
「シラミ目」ではなく「カメムシ目」に属する昆虫です。
【体長】
成虫は5~8mmで、メスはオスよりやや大きい。
【色・形】
普段は「茶褐色」、腹部は「円形状」で「扁平」をしています。
(吸血すると「濃褐色」になり丸く膨れあがります。)
※写真右上:成虫 写真右下:幼虫
【成長過程】
卵→幼虫→成虫を経過し、蛹(さなぎ)の過程がない「不完全変態」の昆虫です。
◆産卵数:1日に5~6個。生涯に200~500個も産卵します。
◆卵の期間:約1週間。
◆幼虫期間:約1ヶ月。
◆成虫期間:3~5ヶ月。
※但し、これらの期間は温度にによって大きく変化します。
※飢餓に対する耐性が大きく、無吸血でも半年~1年生きるという報告もあります。
【被害】≪吸血被害≫
主に「夜間」(就寝時:明け方3~5時に多い)に這い出し、人に
「吸血」します。刺されると非常に強い「痒痛」(かゆみ)を感じ、
敏感な人はジンマシンや発熱を起こす場合もあります。
※吸血後は、すぐに潜伏場所である「隙間」に戻り、次回の吸血
までの数日間をその場で過ごしています。
【被害】≪経済被害≫
「ホテル・旅館」など宿泊・滞在型の施設では、経済的な被害も
深刻な問題となっています。宿泊者(滞在者)がトコジラミ被害に
発症することで、訴訟に持ち込まれたり、営業停止になるケース
も起きております。有名な施設であればあるほどイメージダウン
による経済的な被害は図り知れません。
【主な潜み場所】
1. ベッド木部の繋ぎ目・および底面(頭部側注意)
2. マットレスの折り目(頭部側注意)
※カバーが取り外せるものは外す。
3. 寝具(布団・枕)
4. ジュータンと巾木の隙間
5. 巾木とクロスの隙間
6. クロスの繋ぎ目
7. 家具類の繋ぎ目および底面
(タンス・机・テーブル・椅子・本棚ほか)
8. カーテンの折り目・繋ぎ目
9. フック類のビス穴・釘穴
10. 障子の繋ぎ目(上部注意)
11. 柱、ドア枠の裂け目
12. 衣類・カバンの折り目、縫い目
13. 段ボール・梱包箱
【証跡】
トコジラミは、あらゆる隙間を好み、その隙間周辺にたくさんの“糞”(ふん)を残していきます。下記写真のような多数の黒い点(=糞)が付着していたらトコジラミが生息している可能性が非常に高いです。被害拡大を防止する為にも、まずは≪早期発見≫を心掛けましょう。
2008年 ダニ被害で引越し
2009年 ダニ被害で体に異変
2010年 様々なダニ退治法経験
2011年 ダニ退治研究中…
これまでの体験談をぜひダニで困ってる方へ役に立てればと思い、このブログを開設!